【事例解説付き】Amazonレビューの有効活用!期待できる効果とは?
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Amazonで売上を拡大する重要な要素として多くの方に認知されている「レビュー機能」。
過去にはレビュー箇所の他、サブ画像やA+などに「お客様の声」として、商品ページに反映することが可能となっていたものの、2023年12月12日に商品詳細ページの規則が更新されたことにより、一部商品を除いてサブ画像やA+箇所での掲載が不可となりました。
該当コンテンツを反映した状態のままでいると、Amazonのシステム判定により、規則更新後に該当箇所が削除されてしまう可能性や最悪の場合はアカウント健全性に影響が出る可能があるため、実は注意が必要です。
そのため、今回の記事では「レビューの掲載」に焦点を当て、現時点で掲載可能な箇所と今後は掲載不可となる箇所をお伝えいたします。
これからレビューを掲載されたい方や、現行コンテンツの修正が必要な方はご一読いただければ幸いです。
目次
商品詳細ページの規則更新
まず、レビューの掲載については「商品詳細ページの規則」に以下の通り記載されております。
商品詳細ページの商品名、商品説明、商品仕様、画像には、以下のいずれも使用できません。
(中略)
・レビュー、引用、またはお客様の声。ただし、ビューティーカテゴリーの商品については、外部ウェブサイト上に掲載された口コミ・レビューが、Amazon.co.jp上で掲載・転載する権限が付与されているものであり、その内容や信頼性その他の客観的な基準により、購入者にとって特に重要かつ価値が高いものとしてAmazonが別途承認している場合を除きます。
※Amazonセラーセントラル ヘルプページ 商品詳細ページの規則
https://sellercentral.amazon.co.jp/help/hub/reference/G200390640#mnd_2jc_jcb__section_uv2_3xg_b2b
(確認日:2024年12月23日)
上記の通り、ビューティーカテゴリーの商品の例外を除き、現行の規則では商品ページにレビューの掲載をすることは 不可 とされております。
商品の信頼感を高める(結果的に転換率に影響する)ことを目的とし、レビューを有効活用していた出品者様からすると大きな痛手となる規則更新となりました。
では、時間と労力をかけて獲得してきたレビューの活用は他でも不可なのでしょうか?
次項にて、現行の規則で掲載可能な箇所とその活用方法について事例を交えて解説いたします。
引き続き掲載が可能な箇所と活用方法
前述のとおり、現行の規則では一部例外を除いて商品ページにレビューの掲載をすることは “不可” とされております。
しかしながら、「ストアページ」においては現時点でそのような規制はなく、独自に収集したお客様の声においても掲載は “可能” です。
これまでストアページ以外でレビューを掲載されていた方はストアページに再アップいただき、現時点でレビューを掲載されていない方はストアのブラッシュアップとして、レビューを活用いただけます。
次項ではストアページにレビューを掲載した後、どのような活用方法が考えられるかについて解説いたします。
ストアページについてはこちらの記事をご参考ください⬇︎
【連載】Amazonストアまとめ 第3回| Amazonストアを作成しよう(作成編)
【事例解説】具体的な活用方法
前述の通り、ストアページにおいてはレビューの掲載が引き続き可能となっております。
しかしながら、ご覧いただいている方の中には具体的な運用方法のイメージが湧かない⋯という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
本稿では実際の掲載事例を参考にしつつ、具体的な運用方法について記載いたします。
レビューを掲載することで期待できる効果
そもそもレビューを掲載することで、どのような効果が期待できるのでしょうか。
まずは前述している「商品の信頼感を高める」効果となりますが、これは以下の心理学の観点から期待されるものです。
・ウィンザー効果
当事者からの情報より、第三者からの情報の方が信頼性・信憑性が増すという心理。・バンドワゴン効果
多数がある選択肢を選択している現象が、その選択肢を選択する者を更に増大させる効果。・ハロー効果
社会心理学の用語で、ある対象を評価する時に、それが持つ顕著な特徴に引きずられて他の特徴についての評価が歪められる(認知バイアス)現象のこと。
参照:オクゴエ!「口コミ効果を科学的に検証!心理学的根拠や論文、統計データを元に解説!」
https://okugoe.com/review-effect/
(確認日:2024年12月23日)
このような効果が期待できる「レビュー」をAmazonレビュー機能内だけで使用しているのは勿体ないと感じていただけたかと思います。
実際に多くのストアページを見てみますと、有効活用されている事例がありますので、今回はその中で事例を一つ紹介させていただきます。
掲載事例
参考:Amazon.co.jp ネスレヘルスサイエンス公式店 ストアページ『高カロリーのやわらかいごはん』
https://www.amazon.co.jp/stores/page/D9F3AC51-5DC1-4710-A4B2-4DFBC7B9D75E
(確認日:2024年12月23日)
注目ポイント
- お客様の顔写真と年齢を掲載することで、信頼感を高めている。
- 下部に注書きで「ご年齢は撮影時点であること」、「個人の感想であること」の断りを入れている。
- 商品の特性上(シニア向け食品)、直接的なターゲットとなるシニア層の他、その子供世代にもリーチするような構成となっている。
記載の通り、ストアページを有効活用されているページは信頼感を高める効果の他に、ストアのターゲットやコンセプトを明確にされている傾向があります。
修正でお困りの際は今回のご紹介した事例の他にも有効活用されている事例が多数ありますので、競業であるなしを問わず、一度リサーチいただくことをおすすめいたします。
まとめ
- 2023年12月12日に商品詳細ページの規則が更新されたことにより、一部例外を除いてサブ画像やA+箇所でのレビュー掲載は不可となっている。
- 現行の規則においてはストアページにてレビューの掲載は可能。
- 商品の信頼感を高めるポイントとしては、顔写真や年齢などの信憑性を高める情報とターゲットの選定が重要となる。
いかがでしたでしょうか。
すぐの対応とせずとも今後のブラッシュアップ案の一つとして把握いただくことで、今後の対応の幅が広がるかと思います。
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Vineプログラムについてはこちらの記事をご参考ください⬇︎
新たなレビュー獲得施策!?Amazon Vine 先取りプログラムを解説!
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最後までお読みいただきありがとうございました
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